きょうと・人・まち・であいもん、10月は「景観」をテーマに。
■「看板製作」と「京都市新景観条例」ゲスト:
(株)コダマ製作所 代表取締役社長 児玉 雅人さん
1963年設立で、看板の企画・デザイン・製作・許可申請・施工を行っています。
2007年9月1日、歴史的な京都の町並みを保全するため、市街地のほぼ全域で建築物の高さやデザイン規制を強化する京都市の
新景観政策が施行されました。屋上の広告看板を全面禁止するなど屋外広告物の規制が強化されました。
京都市内では、京都市に
屋外広告業の登録をしている業者でなければ、屋外広告物の表示や掲出物件の設置を行うことはできません。
許可を受けることなく、屋外広告物を表示し、または掲出物件を設置した場合や、基準に適合しない屋外広告物等を表示・設置した場合は、罰金や公表等の罰則規定が設けられています。
◆2008年公共サイン展(近畿屋外広告美術デザインコンクール)
10月18日 Sat. 〜 10月20日 Mon. 京都市立美術館 (左京区岡崎)◇看板担当:脇野貴史
看板には、位置あるいは商品を知らせる用途があります。位置を知らせるためには、わかりやすさ。商品を知らせるためには、他商品から目立たせることが肝要です。
看板を規制し町並みを計画的に整備することは、美観上大事なことですが、街を効率よく活用するためには「位置を知らせる」看板は必要ですし、関係者が熟考することも必要かもしれません。
音声:
再生できない場合、ダウンロードは🎵
こちら 担当:小田木洋子、脇野貴史
posted by 京都府建築士会 at 17:37|
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建築・まちづくり
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