2009年11月に、引っ越しました!
新しい番組情報は、↓↓コチラ↓↓のアドレスをご覧下さい

http://kyoto-hitomachi2.seesaa.net/


2004年04月17日

04年4月17日放送 姉小路通のまちづくり

▼▼今月のテーマは「まちづくり」▼▼

■姉小路のまちづくり
ゲスト:姉小路界隈を考える会  谷口親平さん

 寺町通から烏丸通にかけての姉小路通は、長い間商売している老舗が多いです。知る人ぞ知るというお店が多く、立派な看板を掲げてしっかりした商売をされているお店が多いのです。

 姉小路界隈を考える会設立のきっかけは、近所の児童公園、一部が駐車場だった土地に容積率が400%、11階建ての分譲マンション計画が持ち上がったことです。その土地は、京都ガスという会社が110年くらい前に発祥した土地で、大阪ガスと縁があります。京都に相応しいく、大阪ガス(公営企業)らしいもの、地域が誇れるもの、という建物が建てられるべきだと考えました。しばらくして周辺の町内会や設計事務所等が「地域共生土地利用検討会」をつくり、まず地域のことを研究し、地域に相応しいものをつくろうという検討をはじめました。そしてできあがたものは、<続く>


◇都市計画とまちづくり
担当:松尾大地

 今までの都市計画では法律による規制でしか解決できないと考えられていたため、地方、地域の文化や特徴に対応できませんでした。今は本当の豊かさを慎重に考える時期です。職住共存や、複合用途の再評価で、用途と形態の関係もできるだけ多様な選択ができることが求められています。
 まちのルールは、地域の住民が話し合って決め、地域のまちづくりを行政の都市計画に組み込むことによって、適切な建築規制が実現すると考えます。



谷口さんのお話の続き...


 SI(スケルトンインフィル)賃貸集合住宅で、100年もつようなマンションになりました。隣地との関係や、道路との関係、店舗での賑わい作りといった面で、「都心の新しい建築ルール」を先取りしたものになったと思います。「良貨は悪貨を駆逐する。」という言葉がありますが、このマンションが京都のプロトタイプになればいいと思いますね。しかし一方では、リクルートや高松伸設計のマンションのように、無秩序なものも建てられてしまったのは残念です。

 まちづくりの活動では、「花と緑でもてなす姉小路界隈」といって花と緑でまちを飾りましょうという活動をしています。他にも、「灯りでもてなす姉小路界隈」という活動も。手作りの提灯を作り通りに並べるものです。また、年に3回、車を止めてストリートライブなどイベントを行っています。

 一方で、今、京都で起こっていることを世界の人に発信しています。御池は行政が、三条は商人が取り組む通りで、姉小路は町衆が守り抜く通りだと思いからです。


 江戸時代のまちのルールが書いてある町式目が、富小路の姉小路から出てきました。うつくしいまちをつくるために「ごみをほかしたらあかん」「協力してまちをつくろう」など、お互いが協力して、うつくしいまちをつくる決まりがありました。

 もともとは、京都のまちはまちの人のもので行政のものでは無く、町衆が助け合う必然性があったんですね。しかし明治になって、行政がまちを持っていってしまった。結果として、土地への執着が大きくなって、投機や信用の対象となり、京都のまちがおかしくなった。税金払っているから行政がやれということに変わっていってしまったんですね。
 本来は、まちを大切にしよう、まちを守ろうという意識が強いところです。それを平成版町式目で再認識していきたいと考えています。こういう通りでありたい、というのをルールにしていくことで、姉小路のブランド価値が上がってきた気がします。


posted by 京都府建築士会 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 建築・まちづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。