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2008年01月19日

08年1月19日放送 亀屋良長さん

◇◆◇1月の月間テーマは「京都のお正月」◇◆◇

■お正月のお菓子

ゲスト:四条醒ヶ井角・京菓子司 亀屋良長 吉村良之さん

080119.jpg 創業は亨和三年(1803年)です。十辺舎一句(徳川11代家斉、松平定信)のころから、200年続いています。蛤御門の変でお店は焼けていますが、場所はおそらくずっと同じです。京の三名水の一つ「醒ヶ井」が店の前にあり、菓子にはもちろん、製造工程で必要な大量の水にも、地下水を使っています。地下の水を使うと、小豆を炊いてもふっくら炊けるので、前日から一晩水につけなくても大丈夫なんですよ。

 お正月の和菓子といえば「花びら餅」ですね。もとは菱はなびらと言い 宮中の正月の儀式に用いられたもので、宮中雑煮 或いは 包み雑煮とも呼ばれていました。<続く>


◇京都の地下水
担当:伏木道雄

 染の井(梨木神社)[そめのい]、醒ヶ井(亀屋良長さんの井戸)[さめがい]、県井(京都御所内)[あがたのい]が、三名水と言われてきました。最近、県井が復元されました。京都の地下水は他の軟水と比べても、よりまろやかで繊細な味わいが特徴の軟水です。この地下水があるからこそ、素材の味を引き出す健康的な薄味が生まれたのですね。



☆本日の出演:小田木洋子、伏木道雄

吉村さんのお話の続き...


 神宮皇后のころは、年魚の釣れ具合で吉兆を占っていました。2匹の年魚を包み雑煮 あみがさもち「菱形の赤来色のおもち」に刷毛で味噌を塗り焼いて食べたのです。明治の中頃より、町家でもお正月のお菓子として用いられる様になり、今の様なかたちとなりました。特に初釜用のお菓子として 京都では欠かせないものです。年魚に見立てた牛蒡を味噌飴にさし、桃色の餡で包み、さらに 求肥(りゅうひ)で 半円形に巻いてあります。

 初釜は、表千家では「ときわじょうよう」、裏千家では「花びら餅」を出されます。明治に入ってから裏千家では花びら餅を使われていますが、昭和30年ごろから京都で、一般の人々にも売り出されました。12月20日から1月10日まで販売されます。(初釜は1月10日ごろからです。)

 戦前は、毎月お菓子の見本「まわり箱」を持って得意先に注文を取って販売する形を取っていました。12月13日から除夜の鐘が鳴るまで、忙しく働いていました。特に大晦日は31日の遅くまで配達していました。お休みの正月三箇日の静けさとメリハリがあり、落差が楽しかったです。


 亀屋良長の創業からのお菓子「鳥羽玉」うばたま

黒糖いりの漉し餡製 日本最南端 波照間島産の黒砂糖使用―――美味しく頂きました(伏木)
posted by 京都府建築士会 at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 京の暮らし・地名・歴史・言い伝え | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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