ということで、11月は『きょうと・人・まち・であいもん』では「芸術」をテーマに、個性的で魅力的なゲストを迎えて、番組をお送りします。
11月のゲストのお一人、イラストレーター・中川学さんより、イベントのお知らせが届きました。
普段なかなか中に入れないお寺に、それも夜、入れるのですね!
これは行かなくては!!
その壱 ===イラストレーション展===
中川学・繪草子展「泉鏡花 竜潭譚」
◆日時 2009年 11月7日(土)〜11月14日(土) 12:00〜18:00
◆場所 うずらギャラリー 入場無料
(京都市中京区三条通寺町西入南側) http://sound.jp/uzura/
※市バス河原町三条から歩3分、京阪三条駅・地下鉄三条京阪駅から歩7分、阪急河原町駅から歩9分。 ※駐車場はありません。
主催:新京極商店街振興組合、アトリエこぼうず
協力:うずらギャラリー (三条御幸町1928ビルの東隣です)
※会場でも11月14日のチケット前売券を販売いたしております。
その弐 おとなの新京極ものがたり2009
おとなのTERAKOYA
竜潭譚
--ryu・tan・dan--
泉 鏡花の世界
〜今宵よみがえる美しい日本語の響〜
◆日時 2009年11月14日(土) 18:30〜20:00
◆出演者
構成・イラスト 中川 学
ハンマーダルシマー演奏 山口 智
朗読 上田 假奈代
◆会場 誠心院
(中京区新京極通り六角下ル中筋町487)
◆前売:\500 当日:\1,000
「竜潭譚」は明治29年、泉鏡花26歳の時の作品。鏡花作品の中では初期のものですが、後に書かれる代表作「高野聖」や「草迷宮」などの原点と言える小品です。
母と死に別れた少年が美しいツツジの丘から不思議の世界に迷い込んでしまうストーリーには、母と子の関係、自閉症、いじめなど現代にも通じるテーマが、鏡花独特の美しい文語体で語られています。
この「竜潭譚」の世界が、僧侶でイラストレーターの中川学が描いたの24枚の絵と、ミュージシャン山口智の即興音楽、そして詩人上田假奈代の朗読で、誠心院の本堂に現出いたします。
鏡花の妖しくも美しい幻想世界をぜひお楽しみください。
お問い合せ先:新京極商店街振興組合
http://www.shinkyogoku.or.jp/