ゲスト:株式会社モスネットジャパン 吉田 魏さん
軽く、メンテナンスが容易な苔で、屋上緑化を行っています。
夏の温度が上がる時期には、苔緑化をした場合としなかった場合を比較すると15度近くも温度差が生じるので、ヒートアイランド対策には極めて効果があり、鉄筋コンクリートの建物なら外断熱の効果も期待出来ます。
「スナゴケ」はとりわけ乾燥に強く、自然の降雨任せでも生命を維持することができます。腐らなければ死滅はほとんどしません。
乾燥時は、茎葉体(葉のような部分)の先を丸め『仮死状態』となりますが、保水するとすぐに茎葉体を広げ、鮮やかな緑色となります。
音声:
生育には2年かかります。
苔の特徴は、茎や葉の区別が無く、根がありません。“仮根”という部分で体を支えている苔は、空気中の水分を吸収し、どの季節でも発芽します。
生態系に影響を与える恐れのあるバイオの技術、遺伝子の組み換えなどはやりたくありません。現在の自然界の中にあるスナゴケの中で、特に強い個体を探す実験を繰り返しています。

