![090627.jpg](https://kyoto-hitomachi.up.seesaa.net/image/090627-thumbnail2.jpg)
ゲスト:平安神宮 権禰宜 南坊城卓英さん
平安遷都1100年を記念して、明治28年、桓武天皇を祭る平安神宮が創建され、これを盛大に祝う為のお祭りとして、同年10月25日に第一回時代祭が開催されました。第二回以降から現在は、桓武天皇が正式に新都に入った日とされる10月22日に行われるようになりました。
行列に参加される方は約2000名です。第一回では時代順に行列が組まれていましたが、第二回以降は桓武天皇や孝明天皇の神幸列のお供をするという意味で、時代を遡る流れとなりました。
行列は先頭を飾る鉄砲隊「維新勤皇隊」から始まり、昨年に室町時代の2列が加わり、現在は20の時代列から成ります。明治時代の第一回時代祭の維新勤皇隊は本物だったそうです。<続く>
◇ガンジスでの体験
担当:橋本華名
ガンジス河のあるベナレスという町は、生と死、人々の熱気と涼やかな川風、人々の生活と汚わいなものとがすべて隣り合わせで、普通に混在した状態でした。しかしこれらすべてをガンジスは無情にも飲み込み、浩々と絶え間なく流れ続けているといった光景を目にすることが出来ました。時代祭が「歴史」の流れであるならば、ガンジスはもっと抽象的で哲学的な意味合いで、我々が抗うことのできない「運命」の流れのようにも映りました。
音声:
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☆本日の担当:下村委津子、橋本華名
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