■文様の力〜伝える心
ゲスト:唐紙屋長右衞門 唐長11代目内 千田郁子さん
唐長 三条両替町インテリアサロン
(中京区両替町通三条上る)
創業寛永元年(1624年)、京都にただ一軒のこった唐紙の老舗。
今から400年ほど前、唐長の初代千田長右衛門は、御所近くに住み、御所の警固侍をしていました。非番の時には、二軒隣の唐紙師の手伝いをして生計の足しにしていたそうです。親しくしていた唐紙師は、鷹ヶ峯芸術村の職人集団のひとりで、その人に跡継ぎがなかったため、あとの仕事を託されたのがはじまりです。
インテリアサロンは、2004年7月3日還暦の年にオープンし、5年目に入りました。COCON烏丸の「唐長」、修学院の本店を入れて3店舗あります。
※写真 唐長・修学院店内にて
還暦を迎えたとき、いろいろな思いを持ちました。歳を重ねることによって、若い人が「歳いくってすばらしい。生きてることはすばらしい。」と思って頂けるようにという思いが膨らみました。その時から毎日着物姿で暮らしています。唐長の柄で着物や帯留めもつくりました。次世代のために伝える役目があると思いました。<続く>
◆京都府建築士会 会員紹介
高橋晴男さん 三野屋建築事務所
大学では建築を学びつつ、学業がおろそかになるくらい音楽に熱中しました。インディーレーベルのレコード会社から声が掛かってCDを出しました。
設計事務所としてCM方式(コンストラクションマネージメント)を取り入れて推進しています。間接CMと直接CMに2タイプがありますが、工事を分離発注する方式です。
音声:
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担当:衛藤照夫、中村真由美
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