ゲスト:三条柳馬場西南、恵宝堂・「釜彦」六代目 佐々木彦兵衛さん
慶安3年(1650年)創業で、もとは釜座(かまんざ)に工房がありました。今は、まちなかで鋳造するのは難しくなったので、南区へ工房を移しています。
釜師になったのは、一子相伝で先祖代々受け継がれてきた技があったから。昭和55年に「釜彦」を襲名しました。裏千家宗家や伊勢神宮・大宮司に納めています。
釜の作り方は、練った土で土枠を作り、木型(今は金属製)を回転させて丸く切り抜き、内側と外側の型を作ります。絵柄・文様を打っていき、素焼きにしたものを上下組み合わせ、鉄を流し込む。釜はこの段階では白っぽい金属色です。それを色づけ=漆をかけ、焼き入れて出来上がります。木(金属)、土、紙(下絵)、金属、漆と多くのものを総合的に使って作り上げます。
◆京都府建築士会 会員紹介
竹山奈乙雪さん [タケヤマアトリエ]
「生活環境づくり21・NPOフォーラム」で地域商店街振興を、具体的には大将軍八神社を中心とした一条通商店街の活性化をはかっています。妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」が話題となりました。
音声:
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら