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2007年06月30日

07年6月30日放送 三条「釜彦」

▼△▼三条特週▼△▼


070630_1.jpgゲスト:三条柳馬場西南、恵宝堂・「釜彦」六代目 佐々木彦兵衛さん

 慶安3年(1650年)創業で、もとは釜座(かまんざ)に工房がありました。今は、まちなかで鋳造するのは難しくなったので、南区へ工房を移しています。
 釜師になったのは、一子相伝で先祖代々受け継がれてきた技があったから。昭和55年に「釜彦」を襲名しました。裏千家宗家や伊勢神宮・大宮司に納めています。

 釜の作り方は、練った土で土枠を作り、木型(今は金属製)を回転させて丸く切り抜き、内側と外側の型を作ります。絵柄・文様を打っていき、素焼きにしたものを上下組み合わせ、鉄を流し込む。釜はこの段階では白っぽい金属色です。それを色づけ=漆をかけ、焼き入れて出来上がります。木(金属)、土、紙(下絵)、金属、漆と多くのものを総合的に使って作り上げます。


◆京都府建築士会 会員紹介
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竹山奈乙雪さん [タケヤマアトリエ]

 「生活環境づくり21・NPOフォーラム」で地域商店街振興を、具体的には大将軍八神社を中心とした一条通商店街の活性化をはかっています。妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」が話題となりました。



音声:
posted by 京都府建築士会 at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 三条通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

07年6月23日放送 葵祭の誤解を解く!?

▼▼今月のテーマは「お祭り」です▼▼
他のまちと比べると、京都は圧倒的に多くのお祭りがあります。一年中どこかでお祭りが行われているとか。


■葵祭の誤解を解く
070623.jpgゲスト:京都府 文化芸術室芸術係・土橋 誠さん

 京都には年間300を越す祭りがあります。中でも、京都の三大祭りといえば、葵祭・祇園祭・時代祭。かつては、京の都の祭りといえば、「葵祭」のことだったといわれるほどです。

 さわやかな新緑におう皐月のころ、藤の花で飾られた牛車や輿に乗った斎王代を中心にした行列が御所を出て、下鴨神社から上賀茂神社を巡幸します。
 1300年以上の歴史を誇る葵祭ですが、正式名称を賀茂祭といい、もともと山城盆地の豪族・加茂県主の氏神をまつる祭でした。
 葵祭の主役は? あの源氏物語の車争いの舞台とは?? 賀茂祭には3つの行列があるってホント???


◇建築のまつり
担当:中村 真由美

 人の一生の中で家造りは大きな出来事といえます。このため無事に家屋が完成し、住んでからも何の災いもなく、一家が幸福に過ごせるようにと、昔から様々な儀礼をおこなってきました。
 「とこしずめのまつり」地鎮祭、「棟上げのまつり」上棟祭などが代表的な儀礼です。


音声:
posted by 京都府建築士会 at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 祭り・観光・アート・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

07年6月16日放送 祭りと日本酒

▼▼今月のテーマは「お祭り」です▼▼
他のまちと比べると、京都は圧倒的に多くのお祭りがあります。一年中どこかでお祭りが行われているとか。


■祭りと日本酒
070616.jpgゲスト:松井酒造の松井八束穂さん、松井成樹さん

 創業は亨保11年(1726年)、山陰の香住で醸造し、北海道へ交易もしていました。現在、私共が製造している「富士千歳」は北海道の千歳に因んでいます。約160年前(江戸時代)に河原町竹屋町に酒蔵を移してきました。今は左京区吉田河原町に店を構えています。

 吉田神社といえば「節分祭」で、室町時代から続く重要な祭儀の一つに火炉祭(かろさい)があります。本社の二の鳥居前に直径5m高さ5mの八角形の火炉を作り、参拝者が持参した旧い神札を積み上げます。午後11時に36皿のお神酒を神様に供え、祝詞を奉上し、火を点じるのです。このお神酒に松井酒造の「にごり酒」が使われています。
吉田神社のこの火柱が高く昇ると立春で、参拝者に無病息災と幸運をもたらす儀式です。吉田神社の歴史は古く、859年に建立された説が有力だそうです。現在1150年祭に向けて準備をしているところです。

 日本酒は、自然の恵みをいかし、先人の知恵によって生み出された、世界に誇れる日本の技術、文化です。酒は神と人をつなぐ、人と人をつなぐのに非常に有効なもの。日本酒の芳醇な風味は食文化だけでなく、文学など様々な文化と深く繋がり社会的な効用は計りしれません。


音声:
posted by 京都府建築士会 at 16:32| Comment(11) | TrackBack(0) | 祭り・観光・アート・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

07年6月9日放送 女神輿

▼▼今月のテーマは「お祭り」です▼▼
他のまちと比べると、京都は圧倒的に多くのお祭りがあります。一年中どこかでお祭りが行われているとか。


■松尾大社女神輿やまぶき会
ゲスト:田中三紀恵さん、内田美輪さん
070609.jpg
 めずらしい女性のかき手さんによるお神輿「やまぶき会」。
 平成10年に、松尾大社の末社・衣手神社の神輿を借りて女神輿を初披露したのが始まりです。松尾大社宮司さまより了解頂き「やまぶき会」のお名前をいただいて現在に至っています。「自分たちのお神輿を」ということで平成12年に建造委員会をつくり、翌13年にはみなさんのご支援で神輿が出来上がりました。松尾大社でのフリーマーケットや、運営資金を集めてかざり金物なども増やしていきたいです

 9月2日の松尾大社の八朔祭での巡幸に向けて、練習していきます。女性ならではの結婚、出産というメンバーも出てきますが、様々な職業や主婦、協力の男性含め100名くらいが活動しています。 (写真は左から田中さん、藤岡由佳さん、内田さん)


◇神輿を彩る錺(かざり)金物
担当:山本晶三

 神輿には錺金物が多く使われています。そのほか社寺建築では引き手や釘隠から始まり、木口金具、八双、六葉、笹金物、箱金物など沢山のものがあります。建築の質を高めるも落とすも金物ひとつと言われます。素材、仕上げ、デザインともに上質のものを使わないとだめなんですね。


音声:
posted by 京都府建築士会 at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 祭り・観光・アート・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

07年6月2日放送 やすらい祭

▼▼今月のテーマは「お祭り」です▼▼
他のまちと比べると、京都は圧倒的に多くのお祭りがあります。一年中どこかでお祭りが行われているとか。


■やすらい祭 (HP)
070602.jpgゲスト:玄武やすらい踊保存会
川野隆彦さん、中村岳史さん、大塩幸雄さん

 やすらい祭は京の春を代表する民族行事として、鞍馬の火祭、太秦の牛祭、とともに京都の三奇祭の一つです。現在は玄武、今宮、川上、上賀茂の各やすらい踊保存会の4団体により伝承されており、国の「重要無形民俗文化財」の指定を受けています。
 今回は玄武やすらい踊保存会のみなさんにお越しいただき、地域の子供からお年寄りまでが一体となってとりおこなわれる「玄武やすらい祭」の魅力についてお話しいただきました。


◇祭りと都市の関係
担当:畑 正一郎

 都市は新陳代謝を繰り返し成長・または衰退していく物ですが、急激な変化は景観とともに文化も変えてしまうことに繋がります。お祭りは、人が歴史・文化を伝えるというものですから、次世代を担う人をいかに育成できるかと言うこと重要になってきます。その手法について、玄武やすらい踊保存会のみなさんと一緒に考えてみました。


音声:
posted by 京都府建築士会 at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 祭り・観光・アート・カルチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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