▼▼今月のテーマは「職人さん」です▼▼
■有職司の人形づくりゲスト:
京都島津 龍野信也さん
京都島津は、天保四年(1833年)創業です。島津家初代から禁裏御用達 「有職ひな人形」「有職五月人形」を有職司手づくり限定の直販をしています。
古来より節句の文化が親しまれてきました。五節句、1月7日(元旦)・3月3日(雛の節句)・5月5日(端午の節句)・7月7日(七夕の節句)・9月9日(重陽の節句)は、邪気を祓う行事が平安時代から宮中で伝えられてきたものです。
宮中では儀式や行事に関わる衣裳から用具、飲食まですべて定められている。このしきたりに則することを「有職」(もともとは「有識」)といいます。
京都の伝統技術、西陣織・木工芸・飾り金物などの技術が、人形づくりを支えています。雛人形では、衣裳づくりがポイントです。着付け・仕上げ、小道具の取付、金襴を裁断・縫製して作るのでとても手間が掛かります。史実考証に基づいて、雅を心がけ、平安時代からつづく伝統美を受け継いでいます。
子供や孫が生まれたときに、御両親や祖父母が、これからの子供や孫の幸せな人生を願って贈られます。良いものを長持ちさせるよう思いを込めています。
◇建築の分業担当:伏木道雄
建築も分業で造られています。一般的には意匠設計者が取りまとめをして、構造設計者・設備設計者・その他の専門家がチームワークを組み、設計は進んでいきます。
音声:
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