2009年11月に、引っ越しました!
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2007年05月27日

来週からは京都の「祭」がテーマです

6月の、きょうと・人・まち・であいもんのテーマは「祭」。

 葵祭、祇園祭、時代祭の京の三大祭ははもちろん、各地域で様々なお祭りが延々脈々と守り、伝承されてきています。その数が豊富にある事も京都の魅力です。

 来週からは、京都各地の祭りにたずさわるかたがたにおいでいただきます。祭りのみどころや、観るだけではなかなか分からない祭りに伝わる文化・伝統や魅力をお話しいただきます。どうぞお楽しみに!
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2007年05月26日

07年5月26日放送 三条のフォトスタジオから

▼△▼三条特週▼△▼


ゲスト:三条御幸町東入る、(株)フォト・カツラ 宮野正喜さん
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 写真スタジオのフォトカツラさん。コマーシャルやパンフレットの写真などを撮るお仕事が多いのだそうです。京菓子やおつけもの、お香、料理、京都の風景や建物の写真など。最近は美術品や工芸品も多いのだとか。
 自転車の駐輪が御幸町あたりはひどかったのです。少し前から向いの歯医者さん前への駐輪が減ってきました。案内地図を貼られたのが功を奏したのではないかと思います。またショーウインドーの前も駐輪はありません。規制や撤去だけではなく、停めにくい雰囲気づくりで駐輪がなくなり、まちなみがきれいになると良いですね。



◆京都府建築士会 会員紹介
070526_2.jpg田村哲夫さん [アトリエ803 所長]
(NPO法人集合住宅改善センター代表理事)

 いまはマンション関係の仕事が中心です。建築士とマンション管理士ダブルタイトルでおこなう仕事が増えています。私たちが行っているのは、既にできあがったマンション建物の維持についてのサポートです。
 一つのマンションに住む方々の、いろいろな考え方や意見を調整しながら大多数の人が納得できる結論を作っていく作業が大切なことであり、かつおもしろいです。お互いに尊敬し、多様性を受容しながら、「縦型長屋」の民主主義をどうつくっていくかということが大切です。


音声:
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2007年05月19日

07年5月19日放送 有職司の人形

▼▼今月のテーマは「職人さん」です▼▼


■有職司の人形づくり
070519.jpgゲスト:京都島津 龍野信也さん

 京都島津は、天保四年(1833年)創業です。島津家初代から禁裏御用達 「有職ひな人形」「有職五月人形」を有職司手づくり限定の直販をしています。

 古来より節句の文化が親しまれてきました。五節句、1月7日(元旦)・3月3日(雛の節句)・5月5日(端午の節句)・7月7日(七夕の節句)・9月9日(重陽の節句)は、邪気を祓う行事が平安時代から宮中で伝えられてきたものです。
 宮中では儀式や行事に関わる衣裳から用具、飲食まですべて定められている。このしきたりに則することを「有職」(もともとは「有識」)といいます。

 京都の伝統技術、西陣織・木工芸・飾り金物などの技術が、人形づくりを支えています。雛人形では、衣裳づくりがポイントです。着付け・仕上げ、小道具の取付、金襴を裁断・縫製して作るのでとても手間が掛かります。史実考証に基づいて、雅を心がけ、平安時代からつづく伝統美を受け継いでいます。

 子供や孫が生まれたときに、御両親や祖父母が、これからの子供や孫の幸せな人生を願って贈られます。良いものを長持ちさせるよう思いを込めています。


◇建築の分業
担当:伏木道雄

 建築も分業で造られています。一般的には意匠設計者が取りまとめをして、構造設計者・設備設計者・その他の専門家がチームワークを組み、設計は進んでいきます。


音声:
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2007年05月12日

07年5月12日放送 箔屋の職人/作家として

▼▼今月のテーマは「職人さん」です▼▼



■箔屋の職人/作家として
ゲスト:箔屋野口 野口琢郎さん
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 京都の西陣、箔屋野口(創業1877年)の四代目を父に持ち、五代目を継ぐ為に修業をしています。

 箔屋の仕事は皆さんあまり馴染みがないかと思いますが、金箔を作っているわけではありません。西陣織の帯地の中に織り込まれている金箔・銀箔等の紋様がありますが、その紋様を織屋さんに納めるのが仕事です。織屋さんから抽象的な言葉でイメージを聞き図案にしてサンプルを見てもらい、気に入ってもらったものを納品します、出来た図案は裁断屋さんに糸状に細く切り分けられて織屋さんが横糸の代わりに織り込んでいきます。

 このように西陣織は沢山の職種の複合で出来ています。糸屋さん染屋さん箔屋さん織屋さん裁断屋さん紋様屋さん紋様をパターンのデータに変換する仕事もあります。



◇千利休時代のご近所仲間の話
担当:冨家 裕久


音声:
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2007年05月05日

07年5月5日放送 古建築模型

▼▼今月のテーマは「職人さん」です▼▼070505_pre.jpg


■古建築模型の世界
ゲスト:(株)さんけい 松並竜也さん
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 素材に木を用いた建築模型において、実績でも日本No.1の「さんけい」。木造建築は日本が世界No.1ですから、"世界一"の模型職人が京都には居るのです。

 京都府文化博物館では、かつて平安京に建っていた「羅城門」が常設展示されています。片面は完成模型、もう片面は工事途中の模型です。全て完成している模型なら本来は見えない、内部の梁や屋根裏の構造部分まで作る必要がありました。平安時代当時の人たちが作業している様子も再現されています。

 製作の流れは、研究者の監修の上で設計図作成〜素材選び〜製作。リアルさを求め、どこまでつくる事ができるのか?という製作者の挑戦、職人魂を込め、精巧な模型をつくり出します。本物にあるリアルさをどうしたら上手く表現できるのか?を見極める目も大切なスキルの一つです。

特別一般公開日のお知らせ
  日時: 2007年5月19日(土) 10:00〜17:00
  場所: 
(株)さんけい
※ みにちゅあーとキット制作教室などに参加希望の場合は事前申込が必要


◇建築設計の模型
担当:小田木洋子

 建築設計を行う時に、完成物イメージの共有はとても重要なことです。しかし二次元の設計図面だけでは、イメージを掴むことはどうしても難しい。そこで設計では図面だけではなく、パースなどのイメージ図や模型が大切な役割を担います。設計が進むのと並行して、何度か修正しながら進められる事もあります。


音声:
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