▼▼今月のテーマは「環境」です▼▼
■京都・森と住まい百年の会ゲスト:京都・森と住まい百年の会 代表、
NPO法人古材バンクの会 事務局長、WIN建築設計事務所 栗山裕子さん
今、日本では、山が使われなくなって荒れています。多くの木材を外国から輸入するようになったために、国内の森が手入れされなくなり、荒れてきています。最近の台風による被害など、自然災害を見ていると、多くの災害の原因はこのことにあるように思えます。山の木を使ってあげないと、森がリフレッシュせず、木が密集してくる、すると地盤がゆるくなってしまうのです。
このように、日本の山が荒れてきているという問題は10年以上前から言われていましたが、なかなか解決につながらないので、とにかく何か始めようという気持ちで会をつくりました。
◇建物の環境性能評価 CASBEE担当:勝矢佳子
CASBEE(キャスビー)とは、Comprehensive Assessment System for Building Environmental Efficiency、建築物総合環境性能評価システムのことです。名古屋市、大阪市、横浜市では、大きな建物を建てるときに、CASBEEの評価結果を届け出る制度が始まっています。
いずれの都市でも届出の内容を公表しており、公表することによって、環境に配慮された建物が市場で評価されることを期待しています。
まだ始まったばかりですが、これから全国に普及していきます。建物の環境性能評価は、このように評価を公表し環境の評価が高い建物が世の中で評価されるようになることを目指しています。建物が環境で格付けされるしくみです。
posted by 京都府建築士会 at 00:00|
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