▼▼今月のテーマは「職人さん」です▼▼
ゲスト:
株式会社仙太郎 代表取締役 田中護さん
<手作りにこだわる・職人風情>
手作りのおもしろさ、機械を使わない、芸術家とは違う職人風情で日々和菓子作りしています。
いい素材、いい砂糖、コスト、食べる人の気持ちになって作ります。添加物を使用せず、五臓六腑が喜ぶ和菓子、地球が喜ぶ和菓子を作っています。当社の職人には定年はありません。
こだわりのひとつにお祝い事の紅白まんじゅうが有りますが、当社のそれは紅白ではありません。
<包装紙・紙箱>
当社の包装紙や紙箱はあづきのカスを入れて作っています。一般的な紙の製造に使われるパルプを使わずに、自社から発生する廃棄物を有効活用して包装紙や紙箱を作る技術を使っています。その残りは肥料にします。ゴミを作らない、出さないことが地球への感謝の気持ちと思い実行しています。
<氷室と農園>
丹波工場で使用するミズは氷室の水です。この氷室とのご縁には感謝の気持ちがいっぱいです。
「味は材料で、美味しさは人柄で」を標語に、素材を求めて14年前に丹波八木町の神吉に
工場を移しました。そしてその氷室を源泉にその一帯が当社の農園部となっています。自社で作れる材料は、自社で作りたいという思いの一心でそうしています。和菓子の材料は、蜂蜜と卵以外は日本の土から出た物しか使いません。当社におけるゴマ自給率は40%をしめています。
これもひとえに職人の究極を求めての心です。
音声:
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こちら◇有楽苑と国宝茶室 如庵
担当:中村真由美
如庵は茶の湯の創世記に尾張の国の織田有楽斎(うらくさい)によって創建された茶室です。昭和11年に国宝の指定を受け、現存する国宝茶席の3名席のひとつであり、茶道文化史上貴重な遺構です。
創建者の織田有楽斎は、織田信長の実弟として1547年に生まれました。波乱に富んだ人生を送った有楽斎の生涯を映し出すがごとく茶室如庵は各地を点々とします。昭和47年に犬山城下のこの地に移築され、「有楽苑」と名付けられました。茶室の内部には有楽窓と呼ばれる窓、斜めの壁と中柱の構え等随所にも工夫がこらされており、独特の世界を創り出しています。
〈茶の湯と和菓子〉・・・・・田中 護氏
亭主は客の心になり客と一体になる。相手への思いやりが茶の湯の心であろうしまた和菓子作りの原点でもあります。
〈職人技・伝統技術〉
和菓子職人:和菓子は日本人の歴史とともに発展してきました。中国などからの影響を受け、お茶の文化とともに発展し、国民的行事にも関連し、特に季節感を大切にします。職人の感性が問われる仕事です。豆や米、砂糖、寒天などを主な材料とします。蒸し物、焼き物、練り物、アメ物など多くの種類があります。
音声:
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posted by 京都府建築士会 at 00:00|
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