■京都コミュニティデザインリーグ
ゲスト:京都CDL(京都コミュニティデザインリーグ) 京都大学工学部建築史学専攻 小林真由子さん
京都で建築やまちづくり等を学ぶ学生たちが中心となり、京都のまちづくりの支援・お手伝いをするグループで、様々な角度で調査、提案をしています。
参加しているのは、京都大学、京都女子大、精華大学、文教短大、滋賀県立大や立命館など16大学で、チーム毎に担当地区の継続的な調査し、定期的に報告しています。
情報誌「京都げのむ」を2001年秋から毎年1冊ずつ発行しています。ステレオタイプな京都のイメージを破るような、京都マニアのための、よりディープでマニアックな雑誌を目指しています。
中でも担当しているのは京都市最北端・左京区の久多村のリポート。碁盤の目の中だけが京都だ、と言われていますが…、久多にずっと暮らしている人たち曰く「久多村が左京区?京都の実感は本当のところ、無い」とか。調査をしてみて、やっぱり碁盤の目の中が京都だと思いました。
◇免震住宅
担当:小田木洋子
地震に備える建物の対策として、既存建物には耐震補強が有効な手段です。新築の場合では、建物と地盤の間を絶縁し、地震の揺れを減衰して伝える免震、最近では制震もあります。昨年2004年秋に建築基準法(告示)の改正で、より一般的に小規模建物の地震対策の1つとして取り入れることが可能になりました。