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2005年02月19日

05年2月19日放送 春日学区で町家に暮らす

▼▼今月のテーマは「まちなかに暮らす」▼▼

ゲスト:京都市景観まちづくりセンター 佐藤友一さん、山本七重さん

 大学時代から町家に住みたいと思っていました。春日学区を歩いていると、たまたま借りられそうな町家の「空家」を発見しました。
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 家を直して暮らすことにし、大家さんの許可もいただきました。これもたまたま、家の路地入り口には材木屋さんがありましたので、そちらに工事方法を教えてもらったり協力してもらいながら、自分たちの手で少しずつセルフビルドでリフォームすることにしました。床下根太から床張り工事、壁の左官など。少々不自由な思いもしますが、徐々にできています。「まだ工事やってるんか」と差し入れをいただいたり、近所づきあいも良くしてもらっています。

 春日学区は、地域みんなで助け合う取り組みを全国でも先駆けて行い、全国的にまちづくりで知られた所です。古い木造が多い地域なので、消防団も大切な活動です。これもたまたま、材木屋さんが消防団の団長さんだったこともあり、若いということで、すぐに誘われました。婦人部の活動も盛んです。新しく越してきた住民は、なかなか町にとけ込めない場合が多いですが、ここではお祭りや地蔵盆などでも、まるでずっと暮らしてきた人のように、すんなり町にとけ込めました。


◇どうして手にはいらない?国産材
担当:山本晶三

 住宅の工事に際して、造作材や建具材で国産材を使おうとすると、「手に入りません」という現実。輸入材はすぐに使えるのに、なぜ近くにあるはずの杉や桧が使えないのでしょうか。
 入手経路がわからない等の流通の問題。それからコストの問題。そして工業製品ではない、生きた素材の持つ特性(反り、割れ、色の変化)があります。このリスクを誰が背負うかというのが、関わる人にとって一番気がかりな点です。
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2005年02月12日

05年2月12日放送 銭湯とコミュニティー


■銭湯とコミュニティー
ゲスト:京都時代劇・銭湯愛好会 桝田敏弘さん

 銭湯を紹介すると共に、地域コミュニティの場としての利用法を模索しています。また、映画村で駕籠チームを結成して、村内で駕籠かきをやるとともに、わらじづくりの紹介などの活動もしています。

 南禅寺で座禅会を15年ほどやっていて、終わった後に朝風呂をやっているところを探したのがきっかけで、いろんな所に行くうちに地域の顔が見え、何かのコミュニティに使えないかと考え出しました。

 やはり銭湯の魅力は、家風呂では味わえない、ゆったり感が得られ、風情も味わえるところ(非日常空間)で、開放感から自然と知らない人とも会話もはずみます。銭湯は、入浴とは別にいろんな人と接することの出来る「社会を知る学校」と言う要素もあるので、子どもたちには、「地域のおもちゃ箱」として使ってもらいたいですね。


◇地域の財産を使う
担当:畑正一郎

 まちには、役目を終えた・利用価値が無くなったなどの多くの建築物があふれています。中には、公共的な役割を担ってきた物もたくさんあります。
 京都市内では、校区の統廃合によって、かなりの小学校が本来の機能を果たせなくなりました。一部は、有効に使われていますが、そうでない物もたくさんあります。京町家などは個人の所有物ですが、京都の景観を構成する地域財産と考えても良いと思います。これらを、地域財産と考えて、地域で使っていくことが出来ないしょうか?
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2005年02月05日

05年2月5日放送 エコロタクシー

▼▼今月のテーマは「まちなかに暮らす」です▼▼

■エコロタクシー

ゲスト:(株)エコロ21代表取締役社長 五十嵐 道和さん

 平成14年2月にタクシー運営の規制緩和があり、許可制から認可制となり、タクシー会社を興すことが少し緩和されました。
京都で既存のタクシー会社に勤務していましたが、もっとお客様に喜んでもらえるような運営を志して、意見を同じくした者数名で、平成14年12月に新たにタクシー会社を興しました。現在約2年が経過しています。始めは数台だった車も今は16台にて運行しています。

 最近ではいろいろな料金系態を唱う会社がありますが、実際に割安で運行させていただいていることを自負しています。車については、アイドリングストップ車を導入しています。人に優しい、ホスピタリティーの行き届いた業務をこころがけています。ホスピタリティーということを念頭にしていますので、従業員一同骨髄バンクやアイバンクに登録するなどの社会貢献も運営の一環と心しています。


◇ホスピタリティーについて
担当:脇野貴史

 ホスピタリティ(hospitality)ということばを耳にすることがあります、辞書によると「親切にもてなすこと」となっています。
仕事をする上において、この発想が大切なように感じます。相手の立場、消費者の立場に立って「もてなし」の発想で専門職をなすことは、ほとんどの立場の人に共通していえるように思います。

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