2009年11月に、引っ越しました!
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2003年10月25日

03年10月25日放送 グリーンコンシューマー

ゲスト:NPO法人環境市民 細井さおりさん

 環境市民は、1992年京都市で発足した、環境を大切に思う人達が集まりつくりあげてきた市民団体で、環境NGOです。大学時代、99年に環境市民より出版された「グリーンコンシューマーガイド」を読んで非常に共感しました。消費者の買い物から、社会を変えることができるということに感銘を受けたのです。

 グリーンコンシューマー活動とは、環境のことを配慮した循環型のライフサイクルを選択する、消費者の取り組みです。必要なものを必要なだけ買う、使い捨て商品ではなく長く使えるものを選ぶ、包装は無いものを最優先し最小限のもの再使用出来るものを選ぶなど、出来ることから取り組んで、身近な所から環境負荷の少ない選択をしてみる、ということで誰にでも取り組むことが出来るものです。

 環境市民「新ガイドづくりグループ」でライフスタイルを提案をする本の、取材・作成しています。京都で環境の取り組みをしているお店やグリーンコンシューマー活動、ゴミ問題や食品、住まい、などについて書かれている本です。全国の本屋さんで販売予定です。


 
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2003年10月18日

03年10月18日放送 京の有機農法

■京都の野菜・有機栽培
ゲスト:下鴨の専業農家 森田良彦さん

 有機栽培という言葉が氾濫しているが、無農薬なら有機栽培と勘違いされている方も多い。また、産業廃棄物の堆肥を使い「有機栽培」と売り出しているところもある。どんな作り方をしたのかを表示して、選んでもらうようになるのが理想。自己責任の時代なので、考えて、選択する責任を消費者が負うシステムになってほしい。

 農薬を使うのは、虫が付きやすい時期につくるから。旬なら虫は付きにくいが、旬にばかり売っていると、値段が安いのでやっていけない。食べ飽きられる旬ではなく、「あれが食べたいな」と思われるような時期につくるからこそ、値段も高くとれる。しかし、旬ではないからこそ、手間もかかるし虫も付きやすい。

 畑のすぐ近くで、通りに面してお店を出している。これくらい近いと、「○○ないのん?」と聞かれても、すぐに畑に採りに行ける。畑と売るところが遠くなると、時間とエネルギーが余分に必要になる。本来は、とれた近くで売るのが基本で、このことは、日本全国、世界の食材に関しても同じである。(フードマイルズ)

食べ物は、獲れた土地で、その土地の食べ物や水と食べるからおいしいもの。


◇土を残そう

担当:上原智子


◇リフォームと安全
担当:冨家裕久
ラベル:京野菜 有機
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2003年10月11日

03年10月11日放送 デイケア

■デイケア
ゲスト:居宅介護支援事業所 デイケアへいあん 代表 富田雅子さん
    社会福祉法人富田産婦人科病院 事務長

 産婦人科として50年に始まりました。10年ほど前から、地域に還元し何か役に立てる事はないかと話し合っていました。若年層の住民も減って、出産の数も少なくなってきている。その頃、私が病院へ来る通り道に、少しだけ開いた窓から、いつも天井を見て寝ているおばあさんが見えた。気になりました。「この人に、生きていくという楽しみが何かあるんだろうか?せめて、誰かと一緒にお茶でも飲むことができれば..」と。
介護保険の始まる1年前から準備して、デイケアをはじめることになりました。今年で4年目になりました。

 20名の方を受け入れています。
 身体が自由にならなくなると、一日中パジャマで過ごすことになるお年寄りもいます。ここに来ていろいろな人と生活を共にしていると、たまにはお花見や祇園祭などに出かけ、ちょっときれいな服を着て、お化粧もする機会も増えます。バザーを開いて、手作りのものを売るときも、いやがったり、恥ずかしがったりされることもなく、楽しそうにされていますね。

 どこかに、自分の居場所を作ることや、社会で何かの役割があるんだと感じる時をつくれれば嬉しいものです。これからは、リタイアしてからの20年をどのように生きるかも、しっかり考えておきたいですね。


◇すまいのあかりと色
担当:山本晶三

 暖かみのある電球色のあかりは、人の顔色も健康に見え、食べ物がおいしそうに見えるので、住宅ではこれを付けることが多いです。ただ、お年寄りからは「ちょっと暗い」と言われることがたまにあります。
 では全体を明るくすればいいのでしょうか?気をつけなければいけないのは、加齢によって「羞明」という眩しさを感じる障害が出る事です。階段の照明などは直接光源が目に入らないよう、特に注意が必要です。
ラベル:デイケア 京都
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2003年10月04日

03年10月4日放送 シックハウスの現状

ゲスト:岩井木材(株) 代表取締役 岩井 清さん

 大正の始め創業で杉の製材所として始めました。現在では、京都の文化財保護をめざし、宮大工・町家大工の方々へ材木を納めています。京都らしさの保全をいつも心がけています。NPO法人生活環境協会 関西支部長として、住まいの環境についての研究もしています。

 シックハウスは十人十色の部分が強く、対処に一定の基準がありません。一番の特攻薬はその家を出る事。そのため一度この症状が出ると大変です。生活場所の検討からしなくてはならず、生活基盤が揺らぐ事もあります。
 原因が建材とは限らない場合もあるので、改修も時間を要します。そう考えると、出来るだけ化学物質を発散していない建材・家具や家庭用品を使う予防が大事になってきます。現代の住環境がいかに化学物質に囲まれ、また化学物質に頼っているかを再考すべきではないでしょうか?ただし、あまり神経質になるのも考え物です。気にし過ぎて思い込みによる症状が現れるかも。
ラベル:京都 木材
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