ゲスト:浄妙山保存会(中京区六角通烏丸西入) 吉居章一さん
現在に至るまで、40年間浄妙山をまもり続けています。町内18軒で浄妙山を守っています。昔は町内に商売やっている人が多く、祇園祭の時には休みを取って参加したのですが、今は特に若い世代はサラリーマンが多いので、祭りに若者が参加できません。59歳ですが若手と呼ばれます。
準備、しつらえ、飾りは先輩の姿を見て後世に伝わっていくものです。山や鉾は、町内の予算や町内の町衆の寄付で維持されています。
浄妙山の収蔵庫は丸山公園にあります。7月2日の「くじ取り式」で順番が決まり、「吉封入り」(これから始まります。の意)から祭りが始まります。収蔵庫に山を取りに行って、組み立て、飾り付け、巡行となります。
山によってすべて神様が違います。浄妙山は「勝ち運」の神様です。昭和41年から17日巡行になりました。昔は24日でした。17日に変わってから、梅雨のまっただ中で、雨の場合が多く、貴重な美術品を雨から守るのが苦労します。
町衆の役割分担は、次の通りです。
御山方(巡行の山)------橋など、山の上を飾る
飾席方(宵山飾り)------飾り付け(御神体係)
足括り方(人形を立てる)
御山誘導
神事方(御幣等の準備)----結界を作る
posted by 京都府建築士会 at 00:00|
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